ピカピカレインシリーズは施工すると3年間は効果が持続するというのが売りですが、洗車やメンテナンスを全く何もしなくてもいいというわけではありません。
ネット上の口コミなどで「1年で効果がなくなった」とか書かれていたりしますが私の車はピカピカレインを施工して2年経ちますが、いまだに施工当時の艶と輝きを維持しています。
それはやはり普段のメンテナンスが重要だと思っています。メンテナンスといっても定期的に簡単な洗車をするだけなので、ピカピカレインを施工しているおかげでとっても楽です。
今回はそんなピカピカレインを施工した後の定期メンテナンス方法を写真付きで詳しく解説していきます。できるだけ詳しく解説するために写真が多めですが内容は難しいものではないのでピカピカレインを施工した方はぜひ参考にしてみてください。
まだ、ピカピカレインを施工していない方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。私が初めてピカピカレインシリーズを施工したときの記事です。
これで洗車が楽になる!ピカピカレインプレミアムを初コーティング!
もくじ
ピカピカレイン施工後にメンテナンスをする必要性
ピカピカレインの3年間効果持続は販売元の公式ホームページでも発表しているように、専門の公的機関によって3年間ガラス被膜がとれることは絶対にありません。
コンパウンドで削らない限り、3年間ガラス被膜が取れることは、絶対ありません。
公的機関(大阪市立工業研究所)による曝露試験テストで証明されています。
公的機関の試験結果で3年間ガラス被膜が取れないことを証明しているのはピカピカレインだけです。出典:ピカピカレイン公式HP
しかし、ピカピカレインを施工後に全くメンテナンスをおこなわないと効果を継続するのが難しくなります。
例えば、鳥の糞がついているのにそのまま放置すると鳥の糞には酸が含まれているためコーティングや塗装を傷めることになります。
寒い地域では冬になると道路に凍結防止剤や融雪剤がまかれています。そんな道を走った車には気づかないうちに凍結防止剤や融雪剤が付着します。凍結防止剤や融雪剤に含まれている塩化カルシウムや塩化ナトリウムは鉄を腐食させてしまします。
海沿いに住んでいる場合は海風に塩分が含まれていてそれが車のボディーや鉄部に付着すると腐食する場合もあります。
都市部では車が多いため排気ガスやブレーキから発生する鉄粉など車のボディーに悪影響な要素が多くあります。排気ガスが付着したボディに雨が降ると黒い筋が入りそのまま放置するとシミになってしまいます。鉄粉が付着したボディーも放置すると鉄粉から腐食していきボディーを傷つけてしまいます。
このように車のボディーや鉄部に良くない環境はたくさんありますが、ガラスコーティングのピカピカレインプレミアムを施工していればそういった悪環境から大切な車を守ってくれます。しっかりとメンテナンスをしていれば・・・
メンテナンスといってもピカピカレインシリーズを施工していればとても簡単で、車が汚れていても軽い洗車で十分なんです。まったく時間がないなら水洗いだけでも十分です。とにかく定期的に車に付着したものを定期的に落とすことが重要です。
次項ではピカピカレインシリーズを施工した車のメンテナンス方法を解説していきます。
ピカピカレイン施工後のメンテナンス方法(洗車編)
それではピカピカレイン施工後のメンテナンス方法(洗車編)を解説していきます。
まずは洗車をする前の状態から見ていきましょう。こちらの車はピカピカレインプレミアムを施工して2年が経過しています。前回洗車をしてからは1ヵ月ほど経過しています。
遠目でのパッと見はきれいに見えますが近くでよく見ると汚れが目立ちます。
排気ガスが付いて雨が降るとこのように黒いシミが付きます。
足回りには走行中にはねた泥汚れもついています。
これだけ汚れていると洗車がとても大変そうに感じますがピカピカレインプレミアムなどのガラスコーティングをおこなっていれば洗車がとっても楽です。
洗車に必要なもの
私がいつも用意するのはこちらの道具です。この中にで必ず必要なものは
- 中性洗剤(台所用でOK)
- マイクロファイバータオル(洗浄用と拭き上げ用)
- バケツ(できれば2個)
この3つは必ず必要です。さらに準備できればいいものは簡易コーティング剤や細かい所を洗うための細い棒や靴カバーぐらいです。
ピカピカレインプレミアムなどのガラスコーティングをしている車は汚れが簡単い落ちやすいうえにコーティングの劣化を防ぐためにも中性洗剤を選びましょう。中性洗剤と言えば台所洗剤ですね。車用のちょっと高いカーシャンプーは必要ありません。
洗剤は酸性、弱酸性、中性、弱アルカリ性、アルカリ性とありますがボディーにやさしい中性を選びましょう。
洗浄する際はごしごしと洗える車用のスポンジを使用したくなると思いますが、スポンジは水はけがよくて大量の洗浄水を使用する上に洗える面が少ないのに細かい部分は洗いにくいので私はおすすめしません。マイクロファイバー素材のタオルなら水分を適度に保ちつつ大きな面で広範囲に洗えるのでとてもおすすめです。
ホイールや足回りなど汚れがきつい部分は使い古したタオルなどが良いです。
洗車前の準備
私は靴が水濡れしてしまうのが嫌なので100均で購入した靴カバーを使用します。夏場であればサンダルですね。
ワイパーは洗車前に立てておきます。
洗車はタイヤからスタート
まずはタイヤから洗浄していきます。
タイヤ用のバケツに中性洗剤を少しいれます。
シャワーで水を入れて約50倍ほどに薄めます。タオルで洗浄していると勝手に泡立ってくるのでここで無理に泡立てなくて大丈夫です。無理に泡立てようとするとつい洗剤が濃くなってしまいますがあまり洗剤を濃くすると落とすのが大変になってしまうので気を付けてください。
タオルをバケツに入れて洗浄水をしっかりと付けます。
タイヤとホイールにしっかりと水をかけておおきな汚れを落とします。
洗浄水を含ませたタオルでホイールを洗っていきます。この車のホイールにもピカピカレインプレミアムを塗布しているのでタオルで洗浄するときは強くこすらずに軽い力加減で洗っていきます。
細かい部分は樹脂製の棒にタオルを巻いて洗います。
細い棒で細かい所も洗えます。
タイヤが収納されているタイヤハウスも洗います。この時バンパーなど車のボディー部分は絶対に洗わないようにしましょう。
タイヤやホイールは油分やグリスが付着している可能性があってそこを洗ったタオルでボディーを洗ってしまうとボディーが汚れてしまったり傷が入る可能性があります。
ボディーを洗うにはタオルとバケツを変えて洗います。
最後に水で洗剤が残らないようにしっかりと洗い流します。この後にボディーを洗っていくので拭き上げはまだ行わなくても大丈夫です。
ボディー洗いは上部から
続いてボディーの洗浄に入っていきます。
まずはしっかりと水洗いをします。ボディーの洗浄は必ず上からおこなっていきます。下部から洗浄してしまうと上部に移った時にその汚れが下部についてしまって2度手間になってしまいます。
洗浄液はタイヤの時と同じで中性洗剤を水で50倍に薄めて作ります。バケツはタイヤの時とは別のものを使用しましょう。タオルはボディー用のマイクロファイバータオルを使用します。
タオルにしっかりと洗浄液を含ませて洗浄していきますがここでも力加減はソフトにします。ガラスコーティングをしていれば水洗いの時点で汚れは浮いていることが多いです。ちょっと頑固な汚れをマイクロファイバータオルで軽く拭くようなイメージです。
タオルの動きは前方から後方といった感じで前後に直線で動かします。よく円を描くようにタオルやスポンジを動かす方がいますがそうすると洗車跡が円状になって目立ちます。それに前後に直線で動かした方が広範囲に洗浄できて効率的です。
天井が洗い終わったらいったん水洗いして洗浄液を落とします。洗浄液が乾いてしまうと跡になってしまうのでしっかりと洗い落とします。
寒い時期などは乾くのが遅いので洗い落としは一番最後でも大丈夫です。この日は1月で寒い時期でしたが1面ごとに水洗いをしました。天井に水をかける際はホースがボディーに当たらないように気を付けましょう。
左サイドは泥ハネが多いから良く水洗いをしてから洗う
続いて左サイドを洗っていきます。ここでも上部から洗っていきます。マイクロファイバータオルを両手で広げて洗うと広範囲を一気に洗えます。
サイドミラーはマイクロファイバータオルで包み込むように洗います。サイドミラーには虫などが付着していることがあってなかなか取れない場合がありますが、ピカピカレインを施工していれば洗浄液を付けて少し置いておくとスルスルと良く落ちます。
細かい部分はタイヤの時と同じで細い樹脂製の棒にタオルを巻いて洗います。
タオルの動かし方は前後に動かしましょう。円を描いてはダメです。
バンパーの下部は泥などが付着している可能性があるので一番最後に洗います。洗ったとはマイクロファイバータオルに小石などが付着している可能性があるのでボディー面を洗わないようにします。
最後にしっかりと水洗いです。
この時点でピカピカレインプレミアムの特徴でもある親水性が確認できます。すでに施工から2年経っているとは思えないぐらい水はけが良いです。
次の面に行く前に一度マイクロファイバータオルを洗います。小石などが付着していると傷の原因になるのでしっかりと洗いましょう。
後部サイドはシミ汚れが多くなりがち
上部から順番に洗っていきます。
エンブレムなどの細かい部分もマイクロファイバータオルなら指先を使って洗っていけます。
ワイパーも包むようにしっかりと洗いましょう。
樹脂製の細い棒を使って細部までしっかりと洗います。
こういう細部にできたコケも樹脂製の細い棒で洗うと・・
キレイに落ちてくれます。
最後にバンパー下部を洗います。
右サイドも左サイドと同様に洗っていく
上部から優しく洗い上げていきます。
マイクロファイバータオルを大きく広げて効率よく洗います。
サイドミラーも包み込むように。
下部を洗うときはしっかりとしゃがんで洗った方が見落としがなくなります。
フロントサイドは細かい部分が多いのでしっかりと洗浄
フロントサイドは最も汚れがひどい部分です。汚れがひどいからといって強くこするのではなくてやさしく洗いっていきます。
まずは上部から洗います。ガラスにキズが入ると大変なのでしっかりとマイクロファイバータオルを洗ってから洗浄に入ります。
車種にもよりますがボンネットやグリルは虫や汚れが多いです。でもピカピカレインを施工しているからマイクロファイバータオルで軽くこすれば簡単に落ちてくれます。もし落ちない頑固な汚れは洗浄液をつけて少し置いてから洗います。
ライト部分もピカピカレインを施工しているから汚れは簡単に落ちます。
細かい部分は指先を使って洗いましょう。ケガをしないように気を付けてください。
最後にバンパーから下部にかけて洗います。
最後は全体的にしっかりと水洗い
洗浄が終わったら水洗いです。この後は拭き上げに入るので一度全体的に水洗いをしていきます。天井から順番に水をかけて洗浄液をしっかりと洗い落していきます。
この時に洗い残しがあれば再度洗っていきます。
あとは水を拭き上げて完了なのですがピカピカレインのガラスコーティングを施工している車にはピカピカレインシリーズのポリマーコート「ナノピカピカレイン」で保護コーティングをおこなうとさらに艶がでます。水拭き時に簡単にできるのでおすすめです。
次項ではナノピカピカレインでの保護コーティング方法を解説していきます。
ピカピカレイン施工後のメンテナンス方法(保護コーティング編)
それでは洗車後の拭き上げ時にナノピカピカレインを塗布する方法を解説していきます。
以前にナノピカピカレインのレビューも行っているのでそちらも是非チェックしてみてください。
ピカピカレインプレミアムを施工した車は【ナノピカピカレイン】でメンテナンス
https://yokoblog.com/nanopikapikarain-review/
必要なものはナノピカピカレインと綺麗なマイクロファイバータオル
準備するものはナノピカピカレインと綺麗に洗ってあるマイクロファイバータオルです。
ナノピカピカレインは一本購入すると数回分のコーティングが行えるのでコスパはかなり良いです。
ナノピカピカレインには滑水性・撥水性・親水性の3種類あって車に施工しているピカピカレインガラスコーティングの種類によって使い分けます。
- ピカピカレインプレミアム→滑水性ナノピカピカレイン
- ハイパーピカピカレイン→撥水性ナノピカピカレイン
- スーパーピカピカレイン&ニューピカピカレイン→親水性ナノピカピカレイン
水の弾き方によって同じタイプのナノピカピカレインを組み合わせて使用します。
今回塗布する車はピカピカレインプレミアムを塗布しているので滑水性ナノピカピカレインを使用します。
まずは窓の拭き上げから
洗車時の拭き上げの基本と言えばまずは窓から拭き上げていきます。窓は水が乾いてしまうとシミができやすいので一番に拭き上げていきます。
今回使用する滑水性ナノピカピカレインは窓やゴム部分には塗布できないので窓の拭き上げの際は滑水性ナノピカピカレインを塗布していない最初に拭き上げましょう。
サイドミラーも滑水性ナノピカピカレインを塗布できないので先に拭き上げておきます。
フロントガラスは洗車時同様にマイクロファイバータオルを広げて拭き上げていくと効率的です。
ボディーを拭き上げると同時にナノピカピカレインを塗布
窓を拭き上げたらいよいよボディーを拭き上げていきます。
まずはマイクロファイバータオルを軽く洗います。
ナノピカピカレインを塗布する際はしっかりとタオルを絞ります。
ナノピカピカレインを1~2回マイクロファイバータオルに吹き付けます。あまり大量に吹き付けるとムラになってしまうので注意してください。
洗車時と同様に天井から拭き上げていきます。拭き上げるときは50~60cm四方ごとにタオルを絞ってナノピカピカレインを再度1回~2回吹き付けてから拭き上げていきます。
ナノピカピカレインが塗布できているのか心配になると思いますが吹きかけすぎはダメです!足りないかなと思うぐらいでちょうどいいです。
細かい部分もしっかりと塗っていきましょう。ナノピカピカレインはガラスとゴム以外は塗布していいのでガラス、ゴム以外は全て塗布していきます。
ライトや樹脂製パーツ部分などもすべて塗ります。
全て拭き上げたら一度すべてのドアを開け閉めする
ボディーを拭き上げたら全てのドアを開け閉めしたり車を揺らしてみると↑の画像のように隙間から水が出てきます。この水もしっかりと拭き上げておきましょう。
サイドミラーの隙間はなかなか水がなくならないので、ティッシュを入れ込んで水を吸い上げると良いです。
ドアの内側も拭き上げてナノピカピカレインを塗布する
みなさん見落としがちなのがドアの内側です。洗車時にドアの内側の水を拭かずに残したままにすると水垢ができたり最悪カビが発生したりします。
さっとでいいので拭き上げておくと良いです。
写真は後部ドアの内側部分です。しっかりと拭き上げると同時にナノピカピカレインを塗布しておけば汚れが付きにくくなります。サイドドアの内側などもしっかりと拭き上げておきましょう。
さらに綺麗な車を維持したいならエンジンルームも大事
外見だけでなく車の心臓部分でもあるエンジンルームがピカピカならみんなから一目置かれます。
エンジンルームを触るのはちょっと怖いな~という方も拭き上げるだけなら特に問題はないので目立つ範囲だけでも挑戦してみてください。ただしエンジンが熱い状態で拭き上げるのは危険なのでエンジンが冷えてから拭き上げましょう。
フレーム部分などは問題なく拭き上げましょう。
上記の写真はエンジン上部のカバー部分です。拭き上げる前は少し埃が付いています。
ケガをしないように軽く拭き上げていきます。
こちらが拭き上げたあとの写真です。軽く拭き上げただけですが埃がなくなって艶が出ています。
最後にホイールを拭き上げて完了
ボディーやエンジンルーム内などを拭き上げたら最後にホイールを拭き上げましょう。
ホイールにもピカピカレインを塗布しているのでナノピカピカレインを塗布するとさらに輝きが増します。
1ホイールにつき1回ナノピカピカレインをタオルに吹き付けてから拭き上げます。
拭き上げるとこちらの写真のようにピカピカの輝きがでます。購入してから2年も経過しているホイールとは思えないぐらい輝いています。
メンテナンスが完了したら艶と輝きを楽しむ
洗車&保護コーティングが完了したらガラスコーティング特有の艶と輝きを楽しめます。
全体写真です。白いボディーの車は艶の表現が少なくなりがちですがピカピカレインを施工していれば未施工車に比べても断然艶があります。
まわりの景色もしっかりと反射します。
ナノピカピカレインのボトルもしっかりと反射しています。
ピカピカレイン施工後は定期的にメンテナンスしよう
今回は保護コーティングのナノピカピカレインまで塗布しましたがピカピカレインシリーズのガラスコーティングは基本的には保護コーティングは必要ありません。
しかし、さらに綺麗な艶や輝きが欲しい人はとっても簡単なのでナノピカピカレインでの保護コーティングまですることおすすめします。
ピカピカレインシリーズのガラスコーティング施工後はメンテナンスがとても簡単で慣れたら1時間もかからないぐらいです。大事なポイントはこちら↓
- 最初にしっかりと水洗い
- 洗車は上部から
- 拭き上げは隅々まで
- 保護コーティングをすればさらに良い
ポイントをしっかりと抑えて、1~2ヵ月に一回程度で大丈夫なので定期的にメンテナンスを行って新車以上の輝きを維持しましょう。
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